パリにまで誘った私とルノルマンカードとの出会い

 


パリサンジェルマン地区のルノルマンサロン跡にて
パリサンジェルマン地区のルノルマンサロン跡にて

一昨年の2014年友人達を通してルノルマンカードの存在を知った私は

すぐに手に入れなければ!と思い、購入しました。

 

他のオラクルカードやタロット等とはどこか違うと直感的にわかったのです。

 

でも、カードや日本では少ない書籍等を見るだけではどうにも不十分でしたので

ルノルマンスクールの講座の開講が決まった時は直ぐに受講を決めていました。

 

タロットカード等は関心を持ちつつも専門的に学ぶ気になれなかったのに

ルノルマンカードリーディングはどうしても身に着けなければ!と思ったのです。

そして、初級・中級・上級とハイペースで講座を受け、昨年には初級講座講師になり

講座受講のほぼ半年後の昨年6月には、パリルノルマン研修ツアーに参加していました。

元々フランスとパリが好きな私でしたが、パリへ行ったのは2010年に一度きりでした。

 

でも実は、ルノルマンカードに出会う一年ほど前から、国内外にいるフランス人アーティストさん達と知り合ったり、

縁あってフランス語勉強会にスローペースながら参加したり等々、

フランス関連の遭遇やシンクロが次々と起こっていたのです。

 

まるで、フランスとの関わりが大きくなって、フランスに行くことになると内側で知っていたかのように。

 

 

そうして2015年の6月に仲間達とパリ&フランスへ行き

 

マドモアゼルルノルマンのサロンが在った跡やサンジェルマン地区一帯を訪れ

マドモアゼルルノルマンが眠るペトラシューズ墓地へ行ってお墓お参りもしてきました。

 

フランス革命の舞台の一つであるヴェルサイユ宮殿にも行き

更にはルノルマンカード(グランデュー)が展示されている、パリ郊外の都市イッシーにあるカードミュージアムにも行って

 

私は、ルノルマンスピリットとフランスのエッセンスを受け取ってきたのです。


私とルノルマンカードとの出会いはマドモアゼルルノルマンのスピリットの導きでした


ペール・ラシェーズ墓地にあるルノルマンのお墓はこじんまりとしていましたが

沢山のお花が置かれていて清潔で爽やかな場所でした。

 

一緒に行った仲間達や陽気でお世話好きの、ルノルマンの姿や声が浮かんできたそうです。

 

私は、「よく来たわね~。懐かしい顔も見えるわね~」と浮かんできて、

ふと彼女の長蛇の葬列の光景が浮かびました。
一緒に参拝したうちの何人かは、同じ時代を共有していたのでしょうね、きっと。私もでしょうか・・・?

 

サンジェルマン・デュプレの界隈では、

ルノルマンのサロン跡やそこから目と鼻の先にあるルクサンブル宮殿はもちろんのこと

今も残る石畳やホテルの窓から見えた光景を見ていると

 

ルノルマンや周りの人達もこの道を歩いたり走ったりしたのだろうか、

ここで笑ったり泣いたり怒ったり、おしゃべりをしたり議論を交わしたりしたのだろうか、

ここを馬車が駆け抜けていったのだろうか、

皆、ノートルダムやサンシュルピス教会にも行ったのだろうか、等と

ふっとデジャブのように、フランス革命時代の光景が浮かんでくるかのようでした。

 

 

カードミュージアムでは、ルノルマンカードのコーナーがあるだけでも感激したのですが

そこでこの旅は、マドモアゼルルノルマンのスピリットの導きだったのだと改めて思ったのです。

 

 

カードミュージアムでは、グランデューというタイプ以外に、フランスの古典柄のプチデューが展示されていたからです。

私が初めに買ったルノルマンカードのはスイス製で、ルノルマンスクールで使用しているのはオーストリア製なのですが

 

Webショップでこのフランス古典柄のルノルマンカード復刻版を見つけた時、

その水彩画のような絵柄に惹かれて手に入れていて、私は一時期はこのカードばかりを使っていたのです。

 

展示されていた古典柄のカードはフランス語のメッセージ入りで、復刻版はトランプ柄入りという違いはありますが絵柄は同じです。

同行した仲間達で当時このカードを使っていた人は少なかったので、「ねえねえ、同じカードがあるのよ!」と教えてもらったように感じました。

 

ルノルマンカード自体は、ルノルマンの死後にできたと言われていますが、彼女のスピリットは時空を超えて

自分が残したものの影響等を垣間見ているのではないかとさえ、この時は思ったのでした。


次のステージを喚起したルノルマンスピリット


カードミュージアムには、ルノルマンが多大な影響を受けたとされる、

エッティラタロットカードも展示されていたのですが

 

そのうちの数枚を観ているうちに、

この数やカタチには重要な役割があるんだ、

ルノルマンカードにもそのエッセンスが秘められているんだ

 

というインピレーションが湧いてきて

更に、私はこの数やカタチのことをもっと知らなければ

そしてそれを活かしてカタチにしなければと思いました。

 

しばらくご無沙汰をしていた、神聖幾何学や数秘術の

新たな側面を知る時が来ていると、感じたのです。

 

そうしてそれは、初級講師講座を受けた時に受けた

インスピレーションとも繋がっていました。

 

そして、神聖幾何学マット:HE-MATが誕生したのです。


しばらくはこの創作優先になり、ルノルマンカードの研鑽と研究は

どうするの?とふと思ったことがありました。

 

その時浮かんできたのはルノルマンの笑顔でした。

 

「ルノルマカードには沢山の叡智が秘められているの。だから各々が得意な分野の情報を活かすといいのよ。

一人で全てカバーするなんて大変だし、そういう時代ではないでしょう?リーディングと統合していけるから大丈夫よ。」というメッセージと共に。

 

ナポレオンは、エジプト遠征の際にピラミッドの中で、未来を幻視して真っ青になって出てきたという逸話があります。

彼はこの遠征に軍人以外に多くの学者達を同行していたそうですので、戦いのためだけの遠征ではなかったようです。

ナポレオンは占星術や夢判断等、神秘思想に傾倒していて、彼の戦略は全てこれらに基づいていたと言います。

 

この示唆をしたのがマドモアゼルルノルマンだけだったのか、他のおかかえ占い師がいたのかはわかりませんが

いずれにしても、エジプトと繋がりのあるエッティラに傾倒していたルノルマンは、膨大な叡智を受け取っていただろうと想像されます。

 

 

ナポレオンも自分の未来を言い当てたこと以外に、

そういうエジプト由来の叡智を知っているルノルマンだからこそ、一目置いていたのではないかと思えます。

 

 

そして、それらの知識や叡智の中には、フランス革命当時には難解で伝わりにくいこともあったのではないでしょうか。

 

ですから、エッティラやルノルマンのような先人達は

それらのいくつかは後世の必要な時にひも解かれていくことになる、そのために後世に残すものがある、と考えていたのではないかと思うのです。

 


各々の花を咲かせるために


ルノルマンパリツアーではあちこちでお花達に遭遇しました。

ペトラシューズ墓地、カードミュージアム、街角のお店等々。

友人に紹介されたヴェルサイユ在住のフラワーアレンジをしていらっしゃるマダムからは、

素敵なブーケをいただきました。

これは、マドモアゼルルノルマンのカード9の花束のカードからの、メッセージに違いありません。

女性達は皆、各々の美しさで誇らかに咲く花なのです。

ルノルマンカードリーディングでは、その花を咲かすためのガイダンスを受け取ることができるのです。

そして開花した一人一人自身が花束に象徴されるギフトになるのです。


 そして各々が誇らしく輝くために


パリルノルマンツアーでは、見事なタイミングの出来事が沢山ありました。

その中でも忘れられないのは、凱旋門を通る西日の太陽の光でした。

 

この凱旋門と繋がっているレイライン上にある現代の凱旋門と言われる

グランダルシュに行くことが出来て、

そこへ行った時間のタイミングゆえに、凱旋門を通る太陽光と遭遇できたのです。

 

白夜に近い6月のフランスの日没はかなり遅い時間なので

初めに予定していた凱旋門訪問時間では早すぎたのだと、この出来事に遭遇してからわかりました。

 

他にもサンシュルピス教会にある太陽のラインのことを知ったり、ノートルダムの朝陽と遭う等

ルノルマンの太陽のカードを象徴する場面と何度も遭遇する旅だったのです。

 

マドモアゼルルノルマンは、友人にエッティラタロットで占ってもらった時に

太陽のカードを引いて、「あなたは間違いなく大成功する」と言われたことを、

心から信じて、行動していきました。

私はこのツアーで、

仲間共々「太陽のカード」をも受け取ったのだと思っています。

 

ルノルマンカードリーディングを続けていくと、

こんな風に現実にカードのシンボルが現れることが増えていきます。

 

他にもこのツアーでは色々なとシンボルがありましたが、

花束と太陽という、未来の成功を現すルノルマンシンボルに

彩られていたツアーに参加できたことは、現実での可視化だったのだと改めて思います。

 



思ったことは、考えて行動すると現実になっていく

ルノルマンカードリーディングはその可能性を可視化してくれます!


ルノルマンカードリーディングの大きな特徴は可視化して、未来書き換えができることです。

それを基に考え行動していくことで、思い通りの人生になっていきます。

 

私自身、ルノルマンスピリットに導かれ、次々と新たな扉が開いています。

あなたもぜひ、この素晴らしい未来デザイナーをして、自分らしい人生を謳歌して下さい!