ルノルマンピケの中でも、一番嫌がられるのがこのカードですが、それは、過去、欧州では鼠がペストを広める災いのもととなったからです。

 

盗み、病気など人生の中で失ったり、かじられることで生じる「漏れ」などのすべてのネガティブなことかがらが、このカードの象徴となっています。

 

今、何かあなたの考えに足りないところや、漏れている点などありませんか?

 

見落としている点や、隠されている点をみつけてごらんと、鼠が警告を発しています。

 

また、今、そこにあったものが無くなったとか、見えなくなったとか、最近、物がワープしてしまうような経験をしている人も増えています。

そういった意味で、ルノルマン ピケでは「ワープ」という新たな意味を加えて読むことで、現代にマッチさせています。

 

どうですか、面白いでしょう?

 

 

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 由美子ルミエール先生

 からのメッセージ

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ルノルマンカードの動物のカードの中で、鼠、狐、蛇は嫌がられることが多く、特に鼠の特性には、盗む、かじる、疫病を媒介するなど、ネガティブな面が確かにあります。同時にこれらの動物は神の使いであることが多く、トリッキーな面があります。

でも鼠のカードが出たら、まずは考え方や行動に仕方や、実質的なものごとに何か漏れていないか?を確認して下さい。漏れているからもうだめだということではなく、漏れに関して警告してくれているのです。気が付くと改善できます。

鼠は神話や伝承の世界では、冥界と地上を行き来するので、病気の警告もありますが、それ以外に豊穣や知恵のシンボルでもあり、例えば日本神話では大黒天(大國主の命)の神使いとされています。スペインのワイナリー等でも守り神とされています。

漏れはないし、恩恵的なこともピンと来ないな~?という場合は、シンプルに、小回りが利くとか、すばっしこいとか、ねずみ年とか、子の刻、子の方向多産、等を表していることがあります。