ルノルマンカードの十字架は、通常痛みと苦しみのカードです。
ポジティブなカードがそれの隣にあるならば、それはよいこと(予定されている何かのような)を意味することができます。
さもなければ、それは大変な時期、身体的なおよびまたは感情的な痛み、絶望またはやましい心を一般的に示しています。
ただ、そのようなとらえ方をすると気持ちが重くなってしまいますよね?
ルノルマン双六で言えば、このカードは「行き過ぎ」を表しますので、行き過ぎた時には、戻ればよいというルールを知って、気持ちを楽にしましょう。
すでに終わっている何かを持っているかもしれないので、古臭いものは、処分してしまうことも肝心です。
スピリチュアルなミッションという意味合いもあるので、終了や行き過ぎが当てはまらないときは運命的な何かについて考えてみることもお勧めします
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由美子ルミエール先生
からのメッセージ
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キリストの受難の結びつくところから、ルノルマンカードでの十字架は、苦難は苦しみ、終わりを告げているとされます。
確かに大きな終わりを伝えていることは多いのですが、元々の十字は縦横が同じ長さで、東西南北を現や、完璧なバランスを現すシンボルです。ローマ帝国時代に処刑の道具になってしまい、ケルト文化の十字架等とは違う意味合いが強くなったのです。
ルノルマンピケでは、ルノルマン双六に由来して「行きすぎ」を現しますが、処刑の道具としての十字架は縦が長く、元々の十字のバランスを崩しているのもまた、行き過ぎた変形と捉えることができます。
変形して行きすぎているのですから、現実的に行きすぎていることがあったら、戻って別の選択をしませんか?とカードは言っています。
また、終わりが明確にわかっているなら、執着せずに清く手放して下さいと、カードは言っています。
スピリチュアルなミッションの意味がピンとくる場合は、自覚しているならその道を進みましょう。直ぐに思い当らない場合は、これからのあなたの人生を左右する大切なことですから、何のことなのかをぜひ考えて下さい。